【キャリアロジック】20代でまずは年収700万を目指せ!
「せっかくならガツンと稼ぎたいなあ〜。年収1,000万円プレーヤーになりたいんだけど、具体的にどうすればいいの?」
「どうせ働くなら1,000万円プレーヤーになりたい!」
男なら一度は夢見る大台の年収1,000万円。だけど、具体的に何をどのように目指せばいいか検討がつきませんよね。汗
1,000万円プレーヤーを目指すのに目標に必要なのは、ズバリ「逆算力」です。
目指す先に必要なステップ(経験・スキル)をいま積めているのか。現在地を定期的に立ち止まって考える必要があるんですね。
ぼくは大学時代、とにかく大企業を目指して就活していました。
大企業から内定を得たものの、その会社で年収1,000万円を目指すのは50代で部長にでもならないとムリと判明。それに気づいたのは入社して数年後でした・・・泣
書籍「キャリアロジック(CAREER LOGIC)」は間違いなく「大学生や入社5年目までの若手」に見せたい一冊です!
年収1,000万円を目指すための具体的な思考法、行動をまとめました。20代の若手だけでなく、30代の中堅サラリーマンになったぼくでも十分活かせるアクションがあります。
大学生だけでなく、30代以降のビジネスパーソンにもバッチリおすすめの一冊です。
著者は各メディアやYouTubeで活躍する「末永雄大」さん
著者はアクシス株式会社で転職支援の代表をされている「末永雄大」さん。
末永さんは「新R25」や「NEWSPICKS」など、複数のメディアにも出演されている転職業界の申し子です。
末永さんはYouTubeでも積極的に発信をされており、ぼくはYouTubeをきっかけに知りました。
採用側の目線での「採用したい人材のポイント」や「明日の面接で使えるテクニック」など、ロジカルで具体的な解説はキャリアを考える上でめちゃくちゃ参考になりますよ(参考:末永 雄大 / すべらない転職エージェント)。
ぼくは転職活動中、末永さんの動画をむさぼるように見ました!笑
キャリアの残酷な真実
キャリアロジックの目次は以下のとおり。
- キャリアの真実
- 仕事とは何か?
- ポジショニング戦略
- 競争優位の戦略
- キャリア業界の仕組みを知る
- 本当に幸せなキャリアとは
とくに第1章の「キャリアの真実」では、頭をガツンと殴られたような感覚でしたね。
ここのところ会社の寿命が縮まっているので、1社で定年まで勤めようというのは無理ゲー感が出てきました。いまの20代〜30代であれば、定年までに複数回転職するのが一般的になるでしょう。
転職市場は出来レース
というのも、「転職市場は出来レース」とのことです。
転職市場では、年齢相応のスキルや経験がないとそもそも採用されません。
ありたい姿や目標を逆算して、自分のキャリアを自由自在にコントロールすることが大切です。
転職市場で求められる年齢別のスキル
大卒で新卒入社するとして、転職市場では「年齢別で求められるスキル」があります。
キャリロジックより引用
- 23歳:入社1年目ですぐにドロップアウトしたと見なされ、転職は非常に不利
- 24〜27歳:未経験でも第二新卒層として採用されやすい
- 28〜29歳:前提として職種経験を求められ、業界経験も一定以上求められるようになる
- 30〜33歳:業界・職種経験はあって当たり前で、できればマネジメント経験を持っていてほしい
- 34〜36歳:業界・職種経験はあって当たり前で、さらにマネジメント経験があることも当然になる
- 37歳以上:そもそも転職が難しくなり、よほどの専門能力やマネジメントの高い実績がないと、転職が難しくなる
「仕事に年齢は関係ない」と言えたらカッコイイですが、現実的に転職で年齢はシビアにチェックされます。
僕も採用に携わっていたことがあるのですが、概ね上記の基準に沿って採用活動をしていると実感しました。
日本で転職する上で、「転職」と「年齢」は切っても切れない残酷な現実があります。
未経験は「20代後半」が限界
年齢の基準を知った上で、転職において大きなジョブチェンジを考えている場合、「20代後半」がラストチャンスだと捉えましょう。
僕自身、キャリアロジックを読む前から「30代からの未経験への転職はむずかしい」と思っていたので、29歳のときに異業種にジョブチェンジしました!
キャリアを中長期的に考える上で、「20代後半」までにキャリアの軸を決められれば理想ですね。
仕事終わりや土日の時間を使い、なるべく興味がある分野に手を出し、早めにキャリアを構築したいものです。
20代で年収700万円を目指そう
最後に、本書では「20代で年収700万円」を目指すことを推奨しています。
なぜ700万円なのか?
年収500〜600万円であれば、明確なスキルがなくても、もらっている人が多くいるようです。
しかし、20代で年収700万円ともなると、割合としてはグッと減り、キャリアを優位に進められている可能性が高いからです。
キャリアロジックを参考に戦略的にキャリアを構築しよう
キャリアロジックには、段階を踏んで年収をアップさせるノウハウが詰まっています。
おすすめの一冊ですので、気になった方はぜひ手に取ってみてください!ではでは。