オーディブルの「聴き放題対象外」が多いのはなぜ?気になる理由や対策を徹底解説
「オーディブルに「聴き放題対象外」の作品が多いのはなぜ?」
「全部聴き放題じゃないの?」
オーディブルを使っていると、たまに「聴き放題対象外」があること疑問に思いませんか?
僕はぼくは地味にずっと疑問に思っていました。
今回、オーディブルを提供している「Amazonテクニカルサポート」に問い合わせました!
結論、和書で聴き放題対象外の作品は全体の5%(聴き放題は95%)と思ったより多くありません。
また、以下の2点の理由により「聴き放題対象外」が存在します。
- 出版社との契約
- 著者の意向
この記事では、オーディブルに「聴き放題対象外」が存在する理由をくわしく解説します。また、知っておきたい対処法もあるので、ぜひ最後まで見てくださいね。
オーディブルは「コイン制」→「聴き放題」になった
オーディブルは2022年1月27日、従来の「コイン制」から「聴き放題」に変更となりました。
- コイン制:毎月1個付与されるコインを使って作品を購入。1個のコインにつき1作品の視聴が可能
- 聴き放題:12万点もの商品が聴き放題
聴き放題になったことで、値段は1,500円で据え置き、12万点もの商品が聴き放題となります。
この改良はすばらしいですよね。
今までは、月に1回チマチマ作品を吟味して買っていましたが、これからは聴き放題になるんですよ。
聴き放題への改良はぼくを含め、多くのオーディブルユーザーが歓喜したことでしょう!
オーディブルの「聴き放題対象外」とは?
すべての商品が聴き放題かと思いきや、そうではありません。
中には「聴き放題対象外」の商品があります。聴き放題対象外の商品は以下のとおり。
- 和書:全体の約5%が聴き放題対象外
- 洋書:ほとんどが聴き放題対象外
中でも、洋書はほとんどが聴き放題の対象外です・・・。
「聴き放題対象外」作品は、オーディブル会員なら30%オフで購入可能
聴き放題対象外の作品は、オーディブル会員であれば、定価の30%オフで購入可能。
30%オフとはいえ、ポンポン購入するには少しためらう金額ですよね。笑
なぜオーディブルに「聴き放題対象外」があるの?
オーディブルに「聴き放題対象外」の作品があるのは、主に2つの理由があります。
- 出版社との契約
- 著者の意向
オーディブル作品には、本を出している出版社があります。
当然、出版社や著者がOKを出さなければ、聴き放題にはなりません。
洋書の多くは「聴き放題対象外」→コロナ禍で交渉が困難だから
洋書の多くが「聴き放題対象外」の理由は、コロナ禍で交渉が困難なためとされています。
コロナ禍で渡航が難しくなり、海外の出版社との交渉が難しくなったとのこと。
「わざわざ渡航しなくても、Zoomで交渉すればいいんじゃないの?」とは思いますが・・・笑
洋書を聴きたいのであれば、とても残念な仕様ですよね。
オーディブル「聴き放題対象外」への2つの対策
「聴き放題対象外」の作品は、オーディブル会員であれば30%オフで購入できます。
30%オフを考慮しても、一冊1,000円以上の作品が多いので、複数作品を購入するとなかなかの出費になります。ポンポンと買うわけにはいきませんよね・・・。
そこで、なるべく安くオーディブルを使い倒す2つの提案をします。
- 「聴き放題」希望の作品はリクエストができる!
- 海外のオーディブルに入会ができる!
順番に見てみましょう。
「聴き放題」希望の作品は5分でカンタンにリクエストができる!
「聴き放題対象外」の作品は「聴き放題希望」のリクエストができます。
ユーザーの希望をもとに、オーディブルが出版社に交渉をもちかけてくれるんですね。
実際、村上春樹さんの作品はユーザーの声が多く、聴き放題が実現したようです!
すぐに「聴き放題対象外」の作品が「聴き放題」になることはないと思いますが、「聴き放題」希望の作品があれば、オーディブルにリクエストしてみましょう。
実際にオーディブルにリクエストしてみた
実際にぼくもオーディブルにリクエストしてみました。
ハマっている「ちきりん」さんの作品が「聴き放題対象外」だったので、「聴き放題希望」のリクエストをすることに。
すると、1時間足らずでオーディブルから返信がきました!
こちらの意向を吸い取ってくれるようです。
どの程度実現するかは不透明ですが、さすがの対応力ですね!
「海外版オーディブル」に入会ができる!
洋書をメインで聴きたいのであれば、海外版のオーディブルに入会する手もあります。
オーディブルは世界10ヵ国で展開しています。
それぞれの国のオーディブルは、別の独立した会社。日本のように「聴き放題」を導入している国もあれば、「コイン制」を導入している国もあります。
アメリカのオーディブルは洋書の多くが聴き放題!
アメリカ版オーディブルは、洋書の多く(11,000冊以上)が聴き放題です!
洋書を中心に聴きたいのであれば、アメリカ版オーディブルはめちゃくちゃアリな選択肢ですね(参考記事:アメリカaudibleのオーディオブック聴き放題の破壊力がすごい!日本版との比較【米国版が断然お得】)。
オーディブル「聴き放題対象外」における気になる質問
オーディブル「聴き放題対象外」における、気になる質問をまとめました。
オーディブルで「聴き放題」だった作品が、途中から「聴き放題対象外」になった場合はどうなるの?
「聴き放題」だった作品が、途中から「聴き放題対象外」になった場合、残念ながら視聴ができなくなります。(たとえすでにダウンロードしていても、カギがかかって視聴できなくなる)
Amazonテクニカルサポートいわく、出版社や著者の意向で途中から「聴き放題対象外」になるケースがあるようです。
引き続き視聴したい場合は、残念ながら購入するしかありません。
オーディブルで「聴き放題」の作品を検索するにはどうすればいいの?
「聴き放題」の作品のみを検索する機能は、残念ながらありません(和書の95%が聴き放題なので、検索機能がなくてもそれほど困らないかもです)。
しかし、「聴き放題対象外」の作品を検索することは可能です。
まとめ
オーディブルは、和書で「聴き放題対象外」の作品は全体の5%(聴き放題は95%)と思ったより多くありません。
「聴き放題対象外」がある理由と、対象外作品へのアプローチをまとめました。
「聴き放題対象外」が存在する理由
- 出版社との契約
- 著者の意向
「聴き放題対象外」への2つの対策
- 「聴き放題」希望の作品はリクエストをする
- 洋書はアメリカ版オーディブルを検討する
ではでは!